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即位パレード、来月10日に 延期閣議決定へ、台風被害を考慮

 政府は十七日、天皇陛下の即位に伴い二十二日に予定していたパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」を十一月十日に延期する方針を決めた。台風19号による甚大な被害を考慮した。十月十八日の閣議で決定する。複数の政府関係者が明らかにした。国内外の賓客に即位を宣言される「即位礼正殿の儀」や、二十二日から四回に分けて開く「饗宴(きょうえん)の儀」は予定通り行う。

 安倍晋三首相は被災地を視察後、宮城県丸森町で記者団に「今回の被災状況を踏まえて延期する方向で検討している」と明言した。

 延期後の日程について、首相は「調整中だ」との説明にとどめた。祝賀御列の儀は今回の台風19号とは別に、荒天が予想される場合は十月二十六日に延期することが決まっていた。ただ、今回はこれにはとらわれない。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十七日午後の記者会見でパレード延期の理由に関し「宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した。諸般の事情を勘案し、今週になって検討を開始した」と語った。

 政府関係者によると、台風被害により警備に当たる警察官の確保が難しくなったとの事情もある。

 パレードは皇后さまと共に国民から祝福を受ける。皇居・宮殿を午後三時半にスタートし、赤坂御所までの全長四・六キロを、約三十分かけて進行する予定となっている。トヨタ自動車の「センチュリー」をオープンカーに改造した車両を使う。皇嗣(こうし)秋篠宮さまご夫妻のほか、首相らも車列に加わる。

 政府は、祝賀御列の儀、即位礼正殿の儀、饗宴の儀を憲法上の国事行為として行う。

 天皇、皇后両陛下は十五日、台風19号被害について、宮内庁を通じて被災者へのお見舞いの気持ちを発表していた。

 

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