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原油急騰、4カ月ぶり高値 NY先物、サウジ攻撃で供給不安

 【ワシントン=白石亘】15日のニューヨーク原油先物市場は、サウジアラビアの石油施設への攻撃により原油供給に対する不安が広がり急騰した。指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しは時間外取引で一時、4カ月ぶりの高値となる1バレル=63・34ドルと前週末終値から15%上昇。また欧州の原油指標となる北海ブレント原油先物も一時、1バレル=71・95ドルと19%急伸した。

 今回の攻撃で、サウジは日量生産能力の半分に当たる570万バレルの生産が停止した。米ブルームバーグ通信によると、供給停止量は1990年のイラクのクウェート侵攻時の430万バレルや、78年のイラン革命の際の560万バレルを上回り、史上最大規模になるという。

 市場の不安を鎮めるため、トランプ米大統領は15日、「必要に応じ、米国の戦略石油備蓄を放出することを承認した」とツイートした。一方、英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は同日、生産を完全に再開するには数週間かかるとして、サウジが石油輸出国機構(OPEC)の加盟国に対して増産を要請するかどうか検討を始めたと報じた。

 

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