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長野で2例目の豚コレラ 県畜産試験場

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 長野県は十四日、塩尻市の県畜産試験場で飼育していた豚が、家畜伝染病「豚(とん)コレラ」に感染していたと発表した。県は同日、感染拡大を防ぐため、場内の全頭殺処分に着手し、十七日までに敷地内に埋却。ウイルスの侵入経路の検証も進める。

 県内での豚の感染は、今年二月に宮田村の養豚場で、愛知県豊田市から出荷された豚で確認されたのに続き二例目。養豚場や畜産試験場での発生は長野のほか、岐阜、愛知、三重、福井、埼玉の六県に広がった。

 長野県によると、試験場が飼育していた豚は約三百五十頭。豚コレラに感染した野生イノシシの死骸が約三キロ先で見つかったため、七月に監視対象になっていた。

 感染確認を受け、県は試験場から約十キロの範囲内で、養豚農家向けのえさ運搬車の消毒作業を進めるなどの防疫対策を十月中旬までに完了させる予定。

 阿部守一知事は十四日、関東地方にも感染が拡大している現状を踏まえ、「都道府県単位での対応には限界がある。全国を対象に飼育豚へのワクチン接種をしていかなければいけない状況だ」と述べ、政府に接種に踏み切るよう求めた。

        ◇ 

 埼玉県秩父市の養豚場から豚コレラが確認された問題で、県は十四日、この養豚場で飼育されていた全七百五十三頭の殺処分を続けた。県は殺処分の対象を当初発表の六百七十八頭から訂正した。

 

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