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山陽新幹線、あす終日運休 東京−新大阪は折り返し

台風10号の影響で防波堤に押し寄せる高波=14日午前11時15分、三重県紀宝町の鵜殿港で(板津亮兵撮影)

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 大型の台風10号の接近を受け、JR西日本は十四日、山陽新幹線の新大阪−小倉間の運転を十五日の終日見合わせる「計画運休」を発表した。

 日航と全日空は九州各地の空港を十四日に発着する計約百便の欠航を決めた。

 中国地方では十五日は在来線も岡山、広島、山口の三県で運転を見合わせる。JR四国は十四日、同日午後三時ごろから予土線など四国南部の線区を中心に順次運転を見合わせると発表。JR九州は十四日に宮崎県と鹿児島県の在来線の一部区間や一部の特急を運休。十五日は九州新幹線の本数を始発から減らして運行する。

 計画運休は、JR西が二〇一四年に初めて大規模に実施した。

      ◇ 

 JR東海は十四日、東京−博多間など東海道新幹線(東京−新大阪間)と山陽新幹線(新大阪−博多間)をまたぐ列車について、十五日始発から新大阪以西の直通運転を取りやめ、東京−新大阪間で折り返し運転をすると発表した。東海道新幹線の運行本数も減らし、上下線で約六十本運休する計画。東京などに戻る利用客に対応するため、十六、十七両日の朝の時間帯を中心に臨時の「のぞみ」(上り)の追加運転を検討している。

◆台風、西日本を縦断へ

 大型の台風10号は十四日、四国・九州沖を北寄りに進んだ。十五日にかけて四国から九州にさらに接近し、上陸して西日本を縦断する見通し。西日本から東日本の太平洋側の南東斜面を中心に総雨量が一二〇〇ミリを超える地域もありそうだ。気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。

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 気象庁によると、東日本と西日本の太平洋側に台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。十六日にかけて西日本から東日本の太平洋側を中心に雷雨になる恐れがある。竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

 十五日正午までの二十四時間予想雨量は四国九〇〇ミリ、東海六〇〇ミリ、近畿、九州五〇〇ミリ、奄美一五〇ミリ、関東甲信一二〇ミリ。その後の二十四時間は東海六〇〇〜八〇〇ミリ、近畿、四国四〇〇〜六〇〇ミリ、関東甲信、北陸、中国、九州北部二〇〇〜三〇〇ミリ、九州南部一〇〇〜一五〇ミリ。

 十五日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は四国三〇メートル(四五メートル)、九州二七メートル(四〇メートル)、近畿、中国二五メートル(三五メートル)、奄美二三メートル(三五メートル)、北陸、東海二二メートル(三五メートル)。

 台風10号は十四日正午現在、鹿児島・種子島の南東約二六〇キロを時速約一五キロで北北西に進んだ。中心気圧は九六五ヘクトパスカル、最大風速は三〇メートル、最大瞬間風速は四〇メートル。

 

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