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犬猫にマイクロチップ 改正動物愛護法が成立

「マイクロチップ」を埋め込まれる犬

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 犬や猫に所有者の情報を記録した「マイクロチップ」装着を義務付けることなどを柱とする改正動物愛護法が十二日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。飼い主がペットを安易に捨てることを防ぐほか、災害などで迷子になった際に役立つ。生後五十六日以内の犬や猫の販売禁止や動物虐待への罰則強化も盛り込まれた。改正法は議員立法。

 マイクロチップは直径二ミリ、長さ十二ミリ程度の円筒形で、獣医師が注射器で犬や猫の体に埋め込む。記録された十五桁の番号を専用の機械で読み取ると、飼い主の情報と照合できる。

 改正法は、犬や猫の販売業者に対し、マイクロチップの装着と所有者情報の環境相への登録を義務付ける。登録された犬猫を購入した飼い主には、情報変更の届け出を義務付ける。既に飼っている人には、装着の努力義務を課す。

 改正法は他に、出生後五十六日(八週)たっていない犬や猫の販売を原則禁止。現行法にも同じ規定はあるが、ペット業者らの要望を踏まえ、経過措置として「四十九日(七週)」とされていた。

 動物の虐待への罰則も強化。現行は、動物を殺傷した場合「二年以下の懲役または二百万円以下の罰金」を科しているが、「五年以下の懲役または五百万円以下の罰金」に引き上げる。

◆改正動物愛護法の骨子

▽犬や猫の販売業者に対し、マイクロチップの装着と環境相への登録を義務付ける

▽既に飼っている人には、チップ装着の努力義務を課す

▽生後56日たっていない犬や猫の販売を原則禁止

▽動物の殺傷は「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」、虐待や遺棄は「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」を科す

 

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