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メイ英首相、辞任表明 離脱混乱引責、6月7日に党首退任

 【ロンドン=沢田千秋】英国のメイ首相は二十四日、欧州連合(EU)離脱を巡る混迷の責任を取って辞任すると表明した。六月七日に保守党党首を辞任し、首相職は後任の選出後に退く。英BBC放送によると、新しい党首選は六月十日に始まり、七月中にも新党首が選任される。後任には「合意なき離脱」も辞さない強硬離脱派のジョンソン前外相が有力視されている。

 メイ氏は首相官邸前で声明を発表。二〇一六年に離脱を選んだ国民投票を振り返り「議会の支持が得られるようベストを尽くしたが、今、新しい首相の就任がこの国にとって最善だ」と述べた。「離脱をなし得ず深い後悔がある」として、後任には「私が得られなかった議会の総意を見つけてほしい」と求めた。

 メイ氏は二十一日、条件付きながら再度の国民投票や関税同盟残留を議会に問うと提案したが、強硬離脱派だけでなく与党全体の猛反発を招き、EU離脱を巡る協定案の可決は見込めなくなっていた。

 メイ氏は、一六年の国民投票後に辞任したキャメロン前首相の後任として同年七月に就任。EUとの間で、単一市場や関税同盟から抜ける協定案をまとめたが、英領北アイルランドの国境管理問題を巡り、EUの経済ルールに縛られ続けると与党の強硬離脱派が反発。一方、野党は関税同盟残留や離脱撤回を求め、英下院はEUとの協定案を三回にわたり否決した。

 

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