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アイシンAW、米に新工場 20年代初頭稼働

 トヨタ自動車系で自動変速機(AT)世界最大手のアイシン・エィ・ダブリュ(AW、愛知県安城市)は、二〇二〇年代初頭の稼働開始を目標に米国に新工場を建設する方針を固めた。南部テキサス州を有力候補地として調整している。トランプ米大統領は製造業の米国生産拡大を求めており、トヨタは三月に米国内の五工場に約八百三十億円を新規投資すると発表。新工場建設でグループとしても部品の現地生産の流れを加速させる。

 AWの新工場は、米国で根強い人気を持つトヨタの「タンドラ」や「タコマ」といったピックアップトラック向けのATなどを生産する見通し。トヨタは両車種などをテキサスで年間計二十六万台生産している。

 新工場への投資額は二百億円以上になる可能性があり、候補地はテキサス州のほか、テネシー州も挙がっている。

 北米自由貿易協定(NAFTA)の改定を受け、各自動車メーカーは関税を回避するため、北米での部品調達率を高める必要に迫られている。

 トヨタは、基幹部品のATをAWの新工場から仕入れることで現地化の動きを強化。日米貿易交渉でトランプ政権が自動車の追加関税をちらつかせる中、主力市場である「米国重視」の姿勢をアピールし、事業拡大を進める中国とのバランス維持も図る。

 トヨタグループの米国でのAT生産拠点は、トヨタのウェストバージニア工場、AWのノースカロライナ工場、アイシン精機のインディアナ工場があり、AWの新工場は四カ所目となる。

 

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