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NZテロ、49人死亡 モスクで乱射、3人拘束

15日、ニュージーランド南島クライストチャーチのモスクで起きた銃乱射事件で、男性を搬送する救急隊=ロイター・共同

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 【クライストチャーチ=共同】ニュージーランド南島のクライストチャーチで十五日、二カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で銃乱射事件が発生し、警察によると四十九人が死亡した。アーダン首相は「テロ」と断定した。警察は三人を拘束し、うち二十代の男一人を殺人容疑で訴追。共犯者の有無や動機の解明など本格的捜査に乗り出した。

 容疑者の一人は襲撃の際、自身の頭部に着けたとみられるカメラで動画を撮影しながら、インターネット上で十七分間にわたって生中継しており、犯行の異様さは際立っている。

 ロイター通信は、乱射を実行したと主張する白人の男が、移民を「侵略者」と呼び、敵視する声明を残していたと報じた。男は声明で、二〇一一年にノルウェーで計七十七人を殺害した極右の白人至上主義者、アンネシュ・ブレイビク受刑者から「大きな刺激」を受けたとしている。

 記者会見したアーダン首相は、モスクにいたイスラム教徒は移民や難民であった可能性があると指摘し、容疑者らについて「過激思想の持ち主」と非難した。

 地元メディアによればニュージーランド史上最悪の銃乱射で、負傷者は四十八人に上った。容疑者の車両から爆発物も発見された。

 訴追された男は十六日に裁判所に出廷予定。容疑者の一人はオーストラリア人。実行犯らはヘルメットに迷彩服姿で目撃者によると自動小銃が使われた。

 銃乱射は午後一時四十五分(日本時間午前九時四十五分)ごろ発生。金曜日の礼拝が行われていた市中心部のハグレー公園近くのヌール・モスクで四十一人、東に約五キロの住宅街にあるリンウッド・モスクで七人が殺害された。搬送先の病院でも一人が死亡した。

 在クライストチャーチ日本領事事務所によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。

 

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