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NZで乱射、9人死亡 モスク2カ所、4人拘束

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 【シドニー=共同】ニュージーランド南島のクライストチャーチで十五日午後(日本時間同日午前)、二カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で男らが銃を乱射した。地元メディアによると少なくとも九人が死亡、地元警察は男三人、女一人の計四人を拘束したと明らかにした。

 警察は住民に、屋外に出ずに警戒するよう呼び掛けている。市内の学校は封鎖され、全てのモスクに警官が派遣された。地元メディアは病院関係者の話として負傷者は五十人に上る可能性があるとも伝えている。

 男はオーストラリア人とみられ、ヘルメットに迷彩服姿で、銃撃の様子を撮影した十七分間の動画をインターネットに公開した。発砲は数十発に上り、目撃者によると自動小銃が使われた。発砲時、モスクでは礼拝が行われており、子供を含む約三百人がいたとの情報もある。

 在クライストチャーチ日本領事事務所によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。

 最初の銃乱射は午後一時四十五分(同午前九時四十五分)ごろ発生。現場のモスクは一つがクライストチャーチ中心部にあるハグレー公園の近く。もう一つは東に約五キロの住宅街にある。

◆祈りの場に銃声 逃げ出す市民ら

 【シドニー=共同】祈りの場は一瞬で血の海と化した−。ニュージーランド南島のクライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で十五日に発生した銃乱射事件。「倒れている人があちこちにいた」「辺り一面血の海になった」。現場周辺にいた目撃者らは驚きと恐怖の様子を地元メディアに語った。

 モスク敷地内にいたイスラム教徒とみられる男性は「最初は電気トラブルだと思ったが、突然みんなが逃げ出した」と興奮した様子。「行方の分からない友人もいる」と声を落とした。

 ニュージーランド・ヘラルド紙によると、銃撃犯の一人はモスク銃撃の様子を撮影した十七分間の動画をインターネットに公開した。自らをオーストラリア生まれの二十八歳の白人と名乗っているという。

 アーダン首相は記者会見し「残忍で過去に例のない暴力だ。ニュージーランドの最も暗い日の一つだ」と語った。

 

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