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子育て with KIDS

<ダイアリー> 産んでよかった

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 八年前、月経困難症で子どもをあきらめていた私のおなかにわが子がやってきた。最高の幸せを手に入れたと思ったが医師の言葉に大きなショックを受けた。

 二十歳から十五年間、パニック障害で抗不安薬を毎日飲んでいた。服用歴から産婦人科医も心療内科医も、出産に反対した。産まないなんて…。必死の思いである医大に問い合わせた。

 回答がないので、パニック障害専門の病院に電話をしてみた。すると「その薬なら、長年飲んでいても大丈夫」と答えてくれた。

 反対を押し切り出産を決意。ただ妊娠七週目でも薬は飲んでいた。「赤ちゃんに影響がありませんように」。そこに医大から郵便が届いた。同じ薬を服用していて出産した五千人分の資料だった。母子ともに大きな影響はない。そんな内容だった。ありがたかった。

 三歳になる手前のころ。おなかの中のことを思い出したかのように言った。「あのね、どうしてこの家に生まれたかというとね、ママを助けにきたんだよ」。もう涙がとまりませんでした。子育ては大変だし、いいことばかりじゃないけど感動し、笑うことは想像以上に増えた。

 =江南市、美容師桜井真由美(41)

 

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