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鉄道まるっと切り抜き帳

「カモノハシ」12月1日に定期運行終了 デビューから20年、来年春までに引退

新幹線700系の車両=JR名古屋駅で

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 細長く丸みを帯びた先頭車両の形から「カモノハシ」との愛称で親しまれた新幹線「700系」の車両が12月1日、東海道新幹線での定期運行を終える。運行日が限られる臨時列車に使われた後、2020年春のダイヤ改正までに引退する。

 700系は、初代のぞみ「300系」の後継車両として1999年3月にデビュー。先頭の形状は空気抵抗を減らすために考案され、斬新なデザインで鉄道ファンや子供の人気を集めてきた。

 東海道区間(東京−新大阪)での営業運転の最高時速は270キロだが、JR東海はダイヤ改正に合わせて最高時速を285キロで統一するため、700系の引退を決めた。ダイヤ改正では現在1時間10本の「のぞみ」を12本に増発し、車両は主力のN700Aタイプに加え、20年7月には新型のN700Sを投入する。

 700系は東海道区間を走る新幹線で唯一喫煙車がある。引退に伴い、同区間からは喫煙車が姿を消すことになる。最後の運行日は未定だが、JR東海は「さよならイベント」の実施を検討している。

 JR西日本が管轄する山陽新幹線は、ダイヤ改正後も700系の運転を続けるという。

 (榊原智康)

 

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