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鉄道まるっと切り抜き帳

徳田さん、50冊目の著書 昭和の名機「DD51形」題材

石油タンクを引いて関西線を走るDD51形。晩年の雄姿を写真に収めようと多くの鉄道ファンが撮影に訪れている=弥富市で

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50冊目となる新刊を手にする徳田さん=名古屋市中村区で

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 名古屋市中村区の交通ライター徳田耕一さん(66)が、50冊目の著書となる新刊「DD51形 輝ける巨人」を出版した。DD51形は旧国鉄時代に製造され、寝台特急「紀伊」や「北斗星」などを引いたディーゼル機関車。現在は、JR貨物が名古屋近郊でコンテナ輸送などに使っているのみ。勇退が迫る「昭和の名機」(徳田さん)に焦点を当てた内容となっている。

 DD51形は、国鉄が1962年に試作車を開発。その後17年間にわたって649両製造された。最盛期には、全国で活躍したが、電化区間の拡大などにより、各地で姿を消していった。現在、定期運用されているのは東海道線の稲沢線(貨物専用)と関西線の名古屋−四日市間などわずか。沿線には休日などに大勢の鉄道ファンが撮影に訪れているという。

 新刊では、稲沢線や関西線など晩年の雄姿が今も見られる全線の全駅をDD51形の写真とともに紹介。沿線の歴史や文化などを織り交ぜながら、活躍の軌跡をたどっている。

 徳田さんは89年に「探検鉄道 名古屋圏JR」を出版し、ライターとしてデビュー。以来、名古屋を拠点に鉄道関連書籍の出版を続けている。新刊について「DD51形は時期は決まっていないが、定期運用からの引退は近い。お別れの日まで温かく、見守っていきたい」と話している。

 交通新聞社発行でA5判、151ページ。1800円(税別)。

 (榊原智康)

 

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