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鉄道まるっと切り抜き帳

難工事、未明に着々 リニア名古屋駅

公開されたリニア中央新幹線工事に伴う在来線の工事桁架設作業=名古屋・名駅で

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 2027年に開業予定のリニア中央新幹線名古屋駅(名古屋市中村区)の建設工事で、JR東海は8日未明、地下に新設されるリニア新駅建設のため、在来線の線路の下を掘る工事を報道陣に公開した。

 リニア新駅は、在来線の地表から地下40メートルに建設される。公開されたのは、在来線の運行を続けながら地下を掘削するための準備に当たる工程。

 現状の在来線線路は盛り土にレールが敷かれているが、盛り土を「工事桁」と呼ばれる橋桁に置き換えて線路を支え、在来線の運行中も掘削できる空間を確保する。工事桁の架設は、終電から始発までの約5時間に行われる。

 在来線ホーム2番線の北端に沿った箇所で公開され、全長13メートル、幅3メートル、重量23トンの大きさの工事桁を、クレーンなどを備えた特別編成の保守用車が運び込んだ。作業に当たったのは30人。盛り土を掘った箇所に工事桁を架け、その上にレールと枕木を敷き直した。同様の工事桁を在来線線路の下に計73本架ける予定。

 JR東海の加藤均愛知工事事務所長は「在来線は未明も貨物列車が走るなど多くの制約がある難しい工事だが、安全を最優先に進めたい」と述べた。

 (角雄記)

 

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