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鉄道まるっと切り抜き帳

おくひだ1号、無料開放 神岡・町づくりネットワーク

旧奥飛騨温泉口駅のホームのすぐ横に移された「おくひだ1号」=飛騨市神岡町東雲で

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 旧奥飛騨温泉口駅(飛騨市神岡町東雲)に展示されている旧神岡鉄道のディーゼル車両「おくひだ1号」の車内に、誰でも入ることができるようになった。車両を管理しているNPO法人「神岡・町づくりネットワーク」が21日から無料開放を始めた。

 神岡鉄道は2006年12月に廃線となったが、車庫に眠っていたおくひだ1号を市などが整備し、17年に動かせるようにした。以後、同駅が発着点となっている観光レールマウンテンバイク・ガッタンゴーの営業期間に合わせて、駅の線路に展示してきた。

無料開放を始めた車内=飛騨市神岡町東雲で

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 車両は全長18・5メートル、高さ3・9メートル、幅約3メートル。かつて豪雪地帯を走っていただけあり、いろりも車内に設置されている。

 今回の無料開放では、運転席を除き、客席に座ることができる。さらに、車両をホーム横の側線に移動させたため、ガッタンゴーの「まちなかコース」に乗りながら、間近に眺めることができるようになった。

 同NPO法人の田口由加子さんは「せっかく展示しているので中を見てもらいたかった。待合室としても使ってもらい、ゆっくりと過ごしてほしい」と話す。

 22日に名古屋市緑区から家族で訪れた会社員朝熊恭平さん(27)は「列車の中にいろりがあるのは初めて見た。桜もきれいだったし、古い列車に乗れて感動した」と話していた。

 今季はガッタンゴーが営業する11月24日まで展示・開放する予定。2カ月に一度ほど、元運転士の手ほどきで運転を体験できるイベントも継続して行う。

 (浜崎陽介)

 

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