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働きやすい学校づくり討論 名古屋に各地から関係者

働き方と英語教育の改革について話す江沢隆輔さん=名古屋市の名古屋工業大で

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 名古屋市昭和区の名古屋工業大で十四日、教員の働き方を考える「第三回ワークライフバランスフォーラムin名古屋」が開かれた。全国から七十二人の教育関係者が参加。後半に改革事例を紹介した名古屋市の小学校教頭、中村浩二さんの導きで、働きやすい学校づくりについて参加者は活発に意見を交わした。

 教育研究家の妹尾昌俊さんは基調講演で、いつも午後九時すぎまで働く架空の教員を例示。「すべては子どものため。今のままでいいじゃないかと主張する教員にあなたならどうアプローチしますか」と参加者に問い掛けた。

 妹尾さんは長時間労働が、健康や教育内容、人材獲得などの面に悪影響を及ぼすと指摘。働き方改革の目的として「子どもと向き合う時間をつくるためではなく、新しい学習指導要領が目指す質の高い学びのために、教員が自分と向き合う時間を確保すること」と強調した。

 英語教育や時短術など複数の著作を持つ福井県の公立小学校教員、江沢隆輔さんは「県内トップクラスの英語力と働き方改革を同時に実現させた話」と題し、前任校の実践を報告。部活動指導に熱中し過ぎて学校は何をするところかを見失いかけた経験や、どの学校にも負けない英語力を生徒に付けさせるためのカリキュラム改革を紹介した。

 英語の取り組みについて、年五回の定期テストに合わせて中学三年間を十五の期間に分割し、どの英単語や文法をいつ習うのかを「見える化」する手法を説明。「生徒には四月に評価基準を示し、教員は教材やテストなどを前もって用意するようになり、年間で忙しさをならすことにつながった」と話した。

 (福沢英里)

 

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