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シンガポールの教育制度に関心 名古屋の教員と情報交換

意見を交換する名古屋市とシンガポールの教員ら=名古屋市中区で

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 名古屋市とシンガポールの教員が情報交換をする「教員フォーラム2019」が十七日、市内のホテルで開かれた。子どもの選択肢が多いシンガポールの教育制度に関心が集まった。

 シンガポール航空の名古屋就航三十周年を記念し、同社と名古屋市教育委員会が初開催。シンガポールの教員ら八人と、名古屋市の小中高校の教員五十人が参加した。

 世界トップクラスの教育水準といわれるシンガポールの制度について、教員養成機関「国立教育学院」のドリーン・リム氏が講演。義務教育は小学校の六年間で、中学からは芸術やテクノロジーなど、興味に応じた選択肢があると説明した。公立高校も、普通科を修了してさらに職業教育校へ進む道などがあり、通う年数は人それぞれだという。

 ドリーン氏は、シンガポールで進められている教育改革も紹介。中学校では科目ごとに三つのレベルのクラスを設け、生徒が選べるようにする予定で、「生徒の得意分野を伸ばし、学ぶ喜びに火を付けたい」と話した。

 後半は教員同士のグループ討論が行われた。「テストを白紙で出すような子にどう対応しているか」と質問したシンガポールの教員に、名古屋市の教員が「視覚的に理解できるように工夫したり、児童同士で教え合ったりする取り組みをしている」と応じていた。

 北区辻小学校の吉兼貴子さん(40)は「日本は画一的な教育がまだ根強い。進路を途中で選び直したりできる自由な選択肢は、これからの時代に合っていると感じた」と話していた。

 (北村希)

 

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