トップ > 特集・連載 > 教育 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

教育

話す筋肉、毎日鍛えて 愛教大生、庄野アナに学ぶ

音読の効用について、庄野さん(左)のアドバイスを聞く学生=愛知県刈谷市の愛知教育大で

写真

 東海テレビ放送のアナウンサー庄野俊哉さん(53)が、教員を目指す愛知教育大の学生らに「人に伝わる発声」を指導している。庄野さんは「最近はスマートフォンの普及で、そもそも若い人のしゃべる機会が減っている」と危機感を募らせ、習慣的な音読を提案している。

◆読み聞かせで実践へ

 九月中旬、愛知教育大の付属図書館の一室に、絵本の読み聞かせを行う学生グループ「よみっこ」のメンバー九人が集まった。まずはいすに正しい姿勢で腰掛け、基本の発声から。庄野さんが「おなかから声を出し、のどは締めない。あくびをしている時の状態で」と助言し、全員で「あ〜」と発声練習した。

 その後、中日新聞の生活面に掲載されている読者の「くらしの作文」を音読。庄野さんは「読む前に息継ぎの部分に斜線を書き込むと読みやすく、この時に分からない言葉も調べるといい」とアドバイスした。

 副学長の新井美保子さんによると、最近は保育園などに就職し、一日で声をからしてしまう卒業生も多いという。二〇一五年から、毎日くらしの作文を音読し、東海テレビのホームページで配信している庄野さんは「語彙(ごい)を増やす点でも、とても役に立っている」と説明。文字を読むことで想像力や表現力がつく音読の効果を伝え、「話す筋肉はすぐに衰えてしまう。できれば毎日続けてほしい」と呼び掛けた。

 よみっこは今春から、定期的に庄野さんの指導を受けている。十九日には、名古屋市内である親子向けの読書イベントで読み聞かせを披露する予定だ。

 (北村希)

 

この記事を印刷する

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索