トップ > 特集・連載 > 教育 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

教育

発音に自信持って話して 教員向け英語ワークショップ

中高の教員向けに会話中心の授業実践について説明する佐藤一嘉教授=愛知県日進市の名古屋外国語大で

写真

 小中高校で英語を教える教員の指導力向上に役立ててもらおうと、「教員応援英語ワークショップ」と題した研修会が八月二十七日、愛知県日進市の名古屋外国語大で開かれ、約九十人の教員が参加した。同大外国語学部英語教育学科が主催した。

 来年度から順次実施される新学習指導要領を踏まえ、発音や英文法など四つのテーマで実施。小学校教員向けの「英語発音クリニック」で講師を務めた太田光春教授は、英語に特徴的な「f」や「v」などの子音の発音を重点的に指導した。「very good」(とてもいい)と言ったつもりが、「berry good」(果実おいしい)に聞こえる失敗例を示し、舌や歯、唇を使い、口からどう音を出すのかを解説した。

 教員らは米国人歌手ナタリー・コールの代表曲「スマイル」に挑戦。本人の発音そっくりに歌うことを目標に、子音の発音を確認しながら曲に合わせて歌った。太田教授は「小学校の先生が英語に自信が持てないのは、音に苦手意識があるから。こつをつかんだら、英語で歌でも歌って、子どもたちが『英語が好き』と思えるよう土台を育てて」と呼び掛けた。

 中高の教員向けには、佐藤一嘉教授がコミュニケーションを中心とした授業に変えるこつを説明。会話を始める時と終わる時の言い回しなど、無理なく会話をつなげる技を伝授した。自己紹介や絵に描かれた場面を英語で説明するやりとりを、ペアを組む相手を代えて繰り返した。「相手が入れ替わることで、別の言い回しを知り、表現の引き出しが増える」と佐藤教授は狙いを話した。

 (福沢英里)

 

この記事を印刷する

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索