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教員ら集い教育語る 愛知・豊田で自主運営イベント

学力向上のために全国の小学校で実践してきた事例を紹介する教育者の陰山英男さん=愛知県豊田市の産業文化センターで

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 教育について語り合い、教員同士がつながろうと、教育関係者向けのイベント「watchaTOYOTA(ワッチャトヨタ)」が八月十七日、愛知県豊田市で開かれた。全国から二百人の教員や学生が参加、各地の教員らが自主的に運営するのが特徴だ。

 「百ます計算」など独自の教育理論で知られる教育者の陰山英男さんが「すべての子どもに確かな学力を」と題して講演。漢字の読み書きや計算を中心とした基礎学力を育む大切さを強調し、「学習は時間ではなく、速く集中して取り組んでいるかどうかが大事」と指摘した。

 陰山さんは、新出漢字を一度に覚えて書けるようにするために、決められた時間内に集中して覚え、その場でテストする方法を紹介。「学校で学習したことを宿題に出すと、その場で覚えようとしない。テストをして書けなかった漢字を宿題に出すなど工夫が必要」と述べた。

 教員らも現場での取り組みなどを発表。大学卒業後にお笑い芸人を経て正規教員となった坂田聖一郎さんは、今年三月に朝三時から夜九時まで働く生活をやめた。四月からは豊田市の小学校で常勤講師を務める。「自分には価値がある」と答える日本の小中学生が一割に満たない現状を挙げ、「教育から世界を変える」を目標に行動を起こした思いなどを語った。

 教員の働き方や部活動改革などに詳しい名古屋大の内田良准教授らも登壇した。「ワチャワチャと教育を語ろう」との狙いから名付けられた「watcha」は昨年三月、京都で初開催。東海地方では名古屋市に次いで二度目。

 

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