トップ > 特集・連載 > 教育 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

教育

私大の定員割れ33% 2019年度調査、3年連続で改善

写真

 四年制私立大で今春に定員割れした大学は33・0%の百九十四校だったことが、日本私立学校振興・共済事業団の二〇一九年度調査で分かった。前年度より3・1ポイント減り、校数、割合とも三年連続で改善した。

 文部科学省は一六年度から、段階的に定員超過の私大への対応を厳格化。都市部の大規模大が定員超過を避ける一方、小規模大や地方大が入学者を増やす傾向にあり、事業団は「厳格化の影響が出ている」とみている。

 調査では、五月一日時点で、募集停止などをのぞく全国五百八十七校を集計した。定員割れは前年度から十六校減の百九十四校だったのに対し、定員以上の入学者がいたのは二十一校増の三百九十三校。定員全体に占める入学者の割合を示す入学定員充足率は、前年度から微増の102・7%だった。

 規模別で見ると、入学定員三千人以上の私大は、充足率100%を切った。三百人以上四百人未満では、前年度比5・5ポイント増の103・7%となるなど、中小規模大の多くで充足率が上昇した。

 地域別では、東京や大阪の周辺、愛知といった大都市部の充足率は0・7ポイント減の102・5%だったのに対し、その他の地域は2・4ポイント増の103・2%となり、逆転した。ただ、中国は98・4%、四国は91・4%で定員を満たさなかった。

 調査では、私立短大二百九十七校についても集計。定員割れは二百二十八校で、前年度から6・4ポイント増の76・8%。全体の充足率は87・2%だった。

 

この記事を印刷する

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索