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消費増税に賛成?反対? 名古屋で中学生が模擬投票イベント

消費税の増税について賛否を書き、模擬投票する女子中学生=名古屋市中区のTKP栄カンファレンスセンターで

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 「君たちがつくる未来〜君の一票どうするの?〜」と題した中学生対象の模擬投票イベントが七月二十八日、名古屋市中区で開かれた。政治を身近に感じ、一票を投じる大切さを知ってもらおうと、日本青年会議所東海地区愛知ブロック協議会が主催した。

 テーマは十月に増税が予定される消費税。中学生三十四人が十四のチームに分かれ、「なぜ増税するのか」「税金は何のために使われるのか」などを、会場に用意されたパソコンやタブレット端末で調べ、増税への賛否について考えをまとめた。

 ある男子生徒のチームは、低所得者層ほど収入に対する納税額の割合が大きくなり、高所得者に比べ負担が重くなる逆進性を指摘。「買い控えが進み、物が売れなくなる。景気が悪くなる」などとして「反対」の立場を示した。

 一方、「賛成」と結論付けた女子生徒のチームは、消費税が20%を超える諸外国について調べ、「消費税が高くても福祉が充実していて不満に思っていない」と税負担に対する受け止め方の違いがあるとした上で、「社会保障の充実につながる」と述べた。

 最後に、各自が賛否を書いて投票。結果は賛成が反対を上回った。賛成票を投じた愛知県内の私立中に通う小川隼矢さんは「大人に説明できるぐらい、増税について自分たちで調べた。勉強になった」と満足そうに話した。

 講師を務めた名古屋経済大の高橋勝也准教授は、七月の参院選の投票率が48・8%と低かったことに触れ、「増税は賛否両論ある課題だからこそ、自分の考えを国会に届けてくれる議員を選挙で選ぶことが大事。みんなの一票で決めるという意識を持って」と呼び掛けた。

 (福沢英里)

 

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