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<NIE> 中学の委員会活動で記事掲示コーナー

新聞の閲覧スペースで記事に目を通す生徒たち=岐阜県関市旭ケ丘中学校で

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 生徒主体の委員会活動に、新聞を使った取り組みを加える中学校がある。他の生徒も新聞に興味を持ち、手に取りやすくなるのではないか。そんな狙いからだ。

 岐阜県関市旭ケ丘中学校では、校内放送や図書の貸し出しなどを担う情報委員会の生徒が、朝刊の記事を張り出す活動を本年度から始めた。南北の校舎をつなぐ廊下に、机と椅子を並べた新聞の閲覧スペースも新設。二十四人の委員が交代で毎朝、三、四紙から記事を選び、コメントとともに紹介する。大事と思った部分は赤ペンで目立たせる。

 三年の委員長、尾関佑太さんは「自分が面白いと思う記事を探すのが楽しみ」と張り切る。三年の北村空蒼(そら)さんはこの活動をきっかけに、自宅と学校にある新聞を読み比べ、気付いたことがある。川崎市でスクールバスを待っていた児童らが殺傷された事件の報道を挙げ「見出しの表現が新聞社によって違っていた」。

 愛知県一宮市の尾西第三中学校では、昨年、新しくできた掲示委員会の生徒が活躍中だ。各学年のフロアに「本日の新聞記事」と書かれた掲示コーナーがあり、毎日、委員が選んだ記事が張り出される。「みんなが読んでためになる情報を探して張っている」と三年の永田理紗さん。

 指導する社会科の岡本さおり教諭は「生徒によって選ぶ記事に個性が出る。見出しが大きいニュースに限らず、身近な話題を選ぶ生徒もいて、紙面全体に目を通している」と手応えも。掲示された記事から定期テストの問題を出題するなど、新聞を読む機会を増やそうと知恵を絞っている。

 (福沢英里)

 

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