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教育

日本の候補者が初の報告会 グローバルティーチャー賞

ゲームソフト「マインクラフト」を使った授業を紹介する立命館小の正頭英和教諭=東京都内で

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 世界の優れた功績のある教育者を選ぶ「グローバルティーチャー賞」を知ってもらおうと、二日、日本の同賞候補者が国内初の報告会を東京都内で開いた。二〇一八年に上位五十人に選ばれた滋賀県立米原高校の堀尾美央教諭ら三人が、授業の様子を紹介した。

 賞は一四年、英国の教育団体「バーキー財団」が、教育者の能力や地位を高めようと創設。選考は毎年行われ、今年は世界百五十カ国から三万件以上の応募があった。まず上位五十人に絞り、次に十人を選出し、その中から一人を選ぶ。

 堀尾教諭は、生徒に英語を学ぶ目的を考えてもらおうと三年前からインターネット電話「スカイプ」を活用し、海外の学校と交流を始めた。今年四月には、三年生が東南アジア・ボルネオ島の環境破壊について学び、スカイプを通して現地の学校の生徒に質問し、プランテーションの拡大や、森林の減少に理解を深めた。会場では生徒がどよめく様子を動画で見せ、「つながる強みは知るだけでなく、感じること」などと述べ、異文化の理解にもなる学びを報告した。

 一九年に上位十人に残った立命館小学校(京都市)の正頭英和教諭は、ブロックで仮想の家などをつくるゲームソフト「マインクラフト」を使った英語の授業を紹介。社会科で京都の神社仏閣について調べ、英語の授業では留学生に観光案内。外国人が知りたいポイントを盛り込み、マインクラフトで京都の町を再現し、海外へも発信した。

 報告会では、国内の教員の活躍に光を当てる「日本版グローバルティーチャー賞」の創設も発表された。

 (福沢英里)

 

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