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乳がん治療続け活動中 元SKE48・矢方美紀さん 

病状や芸能活動について話す矢方美紀=名古屋市中区で

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 タレントで元SKE48メンバーの矢方美紀が、乳がんの治療をしながら芸能活動を続けている。ZIP−FMのサブカルチャー番組「SCK(サブカルキングダム)」に毎週、出演するほか、闘病生活を飼い猫の視点でつづった講談社のウェブコミック「27歳のニューガン・ダイアリー〜ボクの美紀ちゃんが乳がんになった話〜」(絵・冬川智子)が連載中。芸能活動への思いや病状について聞いた。

 矢方は二〇一七年末にセルフチェックでしこりを見つけ、一八年四月に左乳房全摘とリンパ節切除の手術を受けた。手術後にがんを公表。抗がん剤や放射線治療をへて、現在も定期的に通院し、ホルモン療法を受けながら仕事を続ける。

 幼いころからアニメ好きで、あこがれていた世界。「体が百パーセント元気ではなく、滑舌が悪かったり原稿が見づらかったりすることもあったが、病気を理由にやめたら絶対後悔すると思った」。局側も番組の収録に参加する時間を短くするなど配慮しているという。

 治療の影響で髪が抜け、体がむくんだこともあったが、医療用ウィッグを利用するなどして乗り越えた。取材には人気アニメのキャラクターを模し、青く染めた髪で登場。「サロンを三軒回ってやってもらった」。自分の髪をアレンジできる喜びをかみしめる。

 闘病生活を話す仕事も多く「病気を利用してお金をもらっている」と落ち込んだことも。病気の友人やファン、SKE48時代のメンバーやマネジャーから声を掛けられ、励まされた。現在も、ホルモン療法の影響で、体がほてる「ホットフラッシュ」の症状に悩まされているが「気にしてくれる人たちがいて、一人じゃないと思えば乗り越えられる」。ウェブコミックは「温かい絵の中に、リアルな病気の描写もある。今の自分を描いてもらっている」。今後も、ラジオ番組の生放送や声優など活動の幅を広げる。 

(花井康子)

       ◇ 

 十七〜二十三日(十九日は除く)、名古屋・栄のセンチュリーシネマで開催される「アニレコライブ」に出演予定。詳細はウェブサイト=http://www.jidda.jp/anirecolive.html=へ。 

 

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