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<おはよう出番です> 国分太一

 東京生まれで、東海地方にゆかりはほとんどない。だからこそ「知らない」を武器にできる。2日、始まった東海テレビの情報バラエティー番組「タイチサン!」(日曜正午)のメインMCに抜てきされた。自身も街に繰り出し、住民たちと触れ合いながら地域の魅力を生放送で伝える。

 一月中旬のロケで訪ねた岐阜県土岐市では、地域の人たちに新番組について声を掛けられ「まだ始まっていないのに、と驚いた。ドッキリじゃないかと疑っていたんで」と笑った。

 JR土岐市駅前の飲食店に入り、常連客や従業員らに「この街の良さは」「ソウルフードって」などと話し掛けたが、皆、「何もない街」と謙遜。「テレビと違う。(背が)小さい」などとあけすけに言われることもあった。「地域の人の、飾らない素の部分が見えた。僕は人見知りですが、いろんな人たちが楽しそうにしている姿をそのまま伝えたい」と話す。

 フジテレビ系のミニ番組「国分太一のおさんぽジャパン」で全国各地を回っていることもあり「身近なお兄ちゃん的で、ジャニーズの中では両生類のような存在。地元の人と会話するのは楽しい」と頬を緩めた。

 街歩きの道中、自らがスマートフォンを操り、風景や自撮りの映像を番組で流すのも特徴のひとつ。「やったことのない新しいスタイル。普段も、動画はほとんど撮らないから画角とか心配」

 陶器など焼き物好きで、自宅でも茶わんや湯飲みなどを積極的に使う。初回放送の土岐市も美濃焼の産地。テレビ番組で知り合い、十年ほど前から親交を深める陶芸家・青木良太さんも訪ねた。「同世代で発信力のある人からは刺激を受ける。番組を通し、地域の元気な人を紹介し、さらに元気な人同士をつなげ、地域を活性化する催しもできたら」と意欲を燃やす。

 地元出身のタレントらが登場するコーナーもある。番組は東海三県の放送だが「何とかして、魅力的な場所や頑張っている人たちを東海地方以外にも伝えたい。『あの人がここにいる』って自慢できるような」。自身の名前を冠にした番組のスタートに熱がこもる。

 (花井康子)

 <こくぶん・たいち> 1974年、東京都出身。ジャニーズ事務所のグループTOKIOのメンバー。出演番組に「国分太一のおさんぽジャパン」、「TOKIOカケル」など多数。共著「男子ごはんの本 その11」(MCO)が発売中。

 

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