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夕歩道(夕刊コラム)

夕歩道

 社会学者園田英弘氏の遺著によると、「忘年会」という言葉が文献に現れる最初は十八世紀末、建部綾足(たけべあやたり)の随筆らしい。いわく「うき一年を忘れはべらばやとてぞ、忘年会はすなりといふ」とか。

 以後、連綿と。「戦後における忘年会の復興は、経済復興に先立ってなされた。それは、すでに戦前において忘年会が国民的行事になっていたからであろう」とは、園田氏の分析。それが今は…。

 シチズン時計が行った社会人の意識調査によると、適当と思う仕事関係の忘年会の回数は「一回以下」、時間は「二時間以内」がともに約九割。師走になれば連夜はしごの昭和は遠くなりにけり。

 

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