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令和最初の神男決まる 国府宮のはだか祭、標柱も設置

歴代の神男経験者が見守る中、差定符を受け取る下園さん(左)=稲沢市の尾張大国霊神社で

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 稲沢市の尾張大国霊(おおくにたま)神社(国府宮)で二十六日、令和最初の「国府宮はだか祭(まつり)」の開催を告げる「標柱(しめばしら)」が立てられた。祭りの主役・儺負人(なおいにん)(神男(しんおとこ))の選定式もあり、同市祖父江町中牧の会社員下園将平さん(28)に決定。二月六日の祭り当日に向け、一連の神事が幕を開けた。

 標柱は高さ約三メートルのヒノキ製で、祭りの十一日前に設置される。山脇敏夫宮司が、祭りの正式名称「儺追(なおい)神事」の文字と開催日を標柱に揮毫(きごう)。神社の出入り業者でつくる「和楽会」の会員が、楼門前と第二鳥居前の二カ所に標柱を立てた後、神職がおはらいして祭りの無事を祈った。

 その後に神社の儺追殿(なおいでん)で開かれた神男の選定式には、四人が志願。神男経験者でつくる「鉄鉾(てっしょう)会」の会員らが見守る中、志願者たちは緊張した面持ちで紙を細く結った「みくじ」を一人ずつ引いた。

 下園さんは二回目の志願で当選の一番くじを引き当て、神職から神男の証しの差定符(さしさだめふ)を受け取り、断髪式に臨んだ。初めて祭りに参加した十八歳の時から神男に憧れていたといい「感無量。国府宮がとても好きなので、命をささげて大役を全うしたい」と声を詰まらせた。平成生まれの神男は三年連続で三人目。

楼門前に標柱を立てる和楽会員たち=稲沢市の尾張大国霊神社で

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 神男は二月三日から祭り本番まで神社の儺追殿にこもって身を清める。祭り当日は、参道から約二百メートル先の儺追殿を目指して進み、その間、下帯姿の数千人の裸男が神男に触れて厄を託そうと勇壮なもみ合いを繰り広げる。

 (牧野良実)

 

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