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東浦に聾学校分校 23年度開校目指す

 県は知多地域から一宮聾(ろう)学校(一宮市)へ通う児童らの長時間通学を解消するため、東浦町の東浦高校の敷地内に、千種聾学校(名古屋市千種区)の分校を新設する方針を固めた。新校舎一棟を建設し、幼稚部と小学部を備える。二〇二〇年度に整備を始め、二三年度の開校を目指す。

 知多地域では、一宮聾学校へ片道一時間半かけて通学している児童がおり、負担が大きいとして地元から要望が出ていた。

 新設の分校には幼稚部三学級、小学部六学級の各学年一学級を置く。加えて重複障害児向けの二学級の設置も想定している。新校舎は三階建てとし、普通教室のほか理科室や音楽室といった特別教室、保健室などを設ける。東浦高校の空き教室も相談室などに活用する予定だ。

 分校新設に向け、二〇年度から、知多地域の五市五町は暫定的に千種聾学校と名古屋聾学校(名古屋市千種区)の通学区域となる。

 本人や保護者の希望があれば、これまで通り一宮聾学校へ通うことも可能。また、東浦町から近い西三河地域の刈谷、知立、安城、高浜、碧南、西尾の六市の希望者も新設の分校に通うことができる。

 特別支援教育を受ける児童生徒の長時間通学を巡っては、二〇年四月に田原市の県立福江高校内に豊橋特別支援学校の分教室(高等部)が開設されることも決まっている。開設により県は、田原市の一部地域に住む知的障害のある生徒の長時間通学の解消を目指している。

 (森若奈)

 

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