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ドローンでAED搬送 県事業、新城の山中で実証実験

AEDを載せて飛び立つドローン=新城市作手田代で

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 山間部に過疎地を多く抱える新城市で27日、自動体外式除細動器(AED)を小型無人機ドローンで搬送する実証実験が実施された。県産業振興課によると、同様の実験はこれまでに全国で約30例あるが、山間部では初めて。

 ドローンの活用モデルをつくる県の事業の一環で、名古屋鉄道と中日本航空でつくるグループが実施。機体管理に産業用小型ドローンメーカーのプロドローン(名古屋市天白区)、通信監理にKDDIなどが協力した。

 実験は、新城市作手田代の山中で人が倒れ、AEDが必要になったと想定。約1.7キロ離れた高低差約90メートルあるふもとから、着陸可能な林道に向けて、約1キロのAEDを積んだドローンを飛ばした。搭載カメラで確認しながら操作し、スギ木立を避けるなどして約12分で到着させた。

 ドローンは農薬散布や測量などで活用が進む一方、2点間の輸送は、上空を通過する土地所有者の了解が必要なことから実用化が進んでいないという。県産業振興課の鷹見広志さん(39)は「交通の便が悪い山間部はドローンを活用すべき場所。クリアしなければならない法規制などの問題は多いが、課題を整理して、事業者が取り組みやすいビジネスモデルをつくりたい」と話した。

 (山谷柾裕)

 

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