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「意欲と能力のある林業経営体」に豊田森林組合 県内初

 県は十日、林業の効率的な経営を目指して四月に施行された森林経営管理法の「意欲と能力のある林業経営体」に、豊田森林組合(豊田市足助町)を県内で初めて登録した。登録は、市町村から森林管理の委託を受ける際の要件となる。

 同法は、所有者の同意を基に、市町村が管理の行き届いていない森林を集約して経営管理権を取得し、業者に森林管理を委託できるようにした。所有者が不明の森林も、公告で見なし同意を得て経営管理権を取得できるようになった。

 林業経営体への登録は、組合からの申請を受け、県が経営状況などを審査して決定した。県によると、豊田市には六万ヘクタール余の森林があり、今後は市が森林所有者への意向調査などをした上で委託の範囲を決め、業者を選定する。

 一九九八年に八百七十八人だった県内の林業従事者は、二〇一三年には五百三十九人に減少。担い手不足が課題になっている。県林務課の担当者は「集約化は安定的な雇用にもつながる」と、林業の活性化に期待する。

 豊田森林組合は二〇一八年の木材生産量が三万二千四百九十六立方メートルで県内最多。今回の登録に併せ、三月に県が独自に創設した「あいちの五つ星林業経営体」にも第一号として認定された。

 (立石智保)

 

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