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設楽ダムで小水力発電検討 設楽町

資材搬入道路などの工事が進む設楽ダム建設予定地周辺。本体工事も間もなく始まる=設楽町田口で

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 設楽町は、設楽ダムの放流水を利用した小水力発電の事業化に向け、具体的な検討を始めた。ダム本体の着工を控え、国交省設楽ダム工事事務所が進めている設計に発電の関連施設を加えてもらうための措置。二〇二六年度のダム完成と同時に稼働させる計画だ。

 設楽ダムは洪水調節や水道水・農業用水の確保を役割とする多目的ダムで、発電機能は含まれていない。〇九年二月、国、県、町の三者がダム建設同意の協定書に調印した際、町は水力発電事業への支援を要望し、国は「協力する」と回答していた。

 ダムが造られる寒狭(かんさ)川では、流水を迂回(うかい)させる転流工や、資材搬入道路などの建設が進んでおり、間もなく本体工事も始まる。設楽町の横山光明町長は八月から、国交省と県、下流域五市に小水力発電の事業化計画を説明し、今月三日の町議会本会議でも事業推進の積極姿勢を示した

 横山町長は今後の作業について「採算性や、河川法など関連する法律の手続きを検討していく」と語った。運営体制や、収益を活用した地域振興策も早期に提示するという。

 町が考えている小水力発電の規模は、出力一〇〇〇キロワット程度。町企画ダム対策課の沢田周蔵課長は「豊田市羽布町の羽布ダムで一六年から県が始めた発電事業(出力八五四キロワット)がモデルケースの一つになるのでは」と話す。十一日には町議会設楽ダム対策特別委員会が羽布ダムの視察を予定している。

 (鈴木泰彦)

 

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