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歩行領域EV、気軽に試乗を 豊田市、24日から実証実験

車いす連結型でデモ走行する太田市長。左は座り乗り型=豊田市役所で

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 豊田市は24日から、歩行者と同じ扱いで誰でも気軽に乗れる、トヨタ自動車が開発中の「歩行領域電気自動車(EV)」を市民に試乗してもらう実証実験を市内各地で実施する。スタイリッシュな三輪を基本とする車両を市民に知ってもらうのと同時に、実用化に向けたノウハウの蓄積も目指す。 

 実験は二〇二一年三月三十一日までを予定。二一年以降の市販を目指し開発している座り乗り型、車いす連結型、立ち乗り型の電動三輪車を使う。

 二十四、二十五日に豊田スタジアム(千石町)で開かれる「とよた産業フェスタ」を皮切りに、市内の催しで試乗会を開く。また、三車種をとよたエコフルタウン(元城町)に常備し、訪れた人に試乗してもらってどのような需要があるかを集約する。

 実験は市とトヨタ自動車、三輪の座り乗り車両の開発実績がある豊田鉄工などが参画。それぞれが持つ知見に加え、実証実験の内容を加味してトヨタが今後の開発に生かす。

 太田稔彦市長は二十三日に開かれた定例会見で「単なる移動手段としてだけでなく、乗ることを目的にしてもらえるような車両の開発に向け、実験の場を提供したい」と説明。前後に付いたセンサーが障害物を検知すると自動減速する座り乗り型と、車いすの前に付けた車両を操作する車いす連結型でデモ走行し、「わくわくする乗り物。これなら、もっと外に出掛けたくなる」と話した。

 座り乗り型と車いす連結型は道路交通法上、電動車いすと同じ扱いとなり、運転免許やヘルメット不要で歩道を走行できる。立ち乗り型は現状ではミニバイクの扱いになるため、市では今後、電動車いすの扱いになるよう法改正に向けて動きたいとしている。

 (久野賢太郎)

 

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