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子ども食堂×農業体験 名古屋・港区でスタート

畑で野菜作りを体験する子どもたち=名古屋市港区西茶屋3で

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 農業体験と子ども食堂を組み合わせた活動「こどもクラブ」が、名古屋市港区西茶屋三の体験農園「アグリパーク南陽」で始まった。保育士資格を持つ会社員の春日井さつきさん(34)=中川区高杉町=が主催する珍しい取り組みだ。子どもたちが収穫した野菜を調理して食べる子ども食堂を開いたり、野菜を地元の子ども食堂に寄付したりして、子どもの居場所づくりに貢献する。

 「おいしい野菜を全ての子どもたちに」をテーマに、親の事情で孤立しがちな子どもたちを支援しようと四月下旬に始まった。春日井さんが代表を務める一般社団法人「あうずっと」(中川区)が助成金などを元に運営している。

 春日井さんはこれまで、ひとり親家庭の支援や子ども食堂の運営などに携わってきた。子どもたちに提供する新鮮な野菜が寄付だけで集まらず、資金面などで課題があると考えていたという。解決策を探る中で、子ども食堂向けの野菜作りと、現代っ子に自然と触れる経験をしてもらう学習機会を組み合わせるアイデアが生まれた。

 活動は月二〜三回程度で参加費は無料。小学六年生までの子どもなら誰でも参加できる。種まきや苗植え、土づくりなどをし、季節ごとに計二十種類ほどの野菜を収穫する計画だ。既にピーマンやナス、カボチャなどを植えている。

 収穫した野菜は自分たちで調理して青空の下で食べたり、ほかの施設へ寄付したりする。活動の様子はカメラマンが写真に収め、記念として専門の交流サイトで参加者間で共有できる仕組みを整えている。子どもだけでも参加できるよう、送迎バスの運行も予定している。

 春日井さんは「参加できる日だけでも構わない。土をいじりながら、わいわいして、気持ちの良いひとときを過ごしてほしい」と話している。

 申し込みはこどもクラブのホームページから。先着二十世帯まで。問い合わせは、あうずっと=050(1133)5899=へ。

 (武藤周吉)

 

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