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免許返納でマナカ5000円分 名古屋市が募集

 高齢者の運転免許返納を促そうと、名古屋市は六月三日から、自主返納した高齢者に五千円分のマナカチャージ券を交付する事業の受け付けを開始する。受け付けは来年三月二十三日まで。東京・池袋で八十七歳が運転する乗用車が暴走し、母子二人が死亡、八人が重軽傷を負うなど、全国で高齢ドライバーによる事故が目立つ。市の担当者は「本当に運転して大丈夫かを考えてもらいたい」と呼び掛ける。

 対象者は一九五〇(昭和二十五)年四月一日以前に生まれ、今年四月から来年三月までに自主返納した人。

 この事業は昨年度に続き二年目。市は昨年度、乗用車の運転の代わりに公共交通機関を利用してもらおうと、五千円分のマナカチャージ券を交付する事業を始めた。この額は、六十五歳以上が地下鉄や市バスを無料で利用できる「敬老パス」の負担金の上限額に相当する。

 市によると、昨年一年間に免許を返納した七十歳以上は七千四百三十七人。十二月末現在での七十歳以上の免許保有者十六万人超の4・6%に当たる。「運転できないと生活に困る」と返納をためらう人も多いという。

 市の担当者は「全国で事故が相次いでいる。加齢に伴って機能が衰えることを知ってほしい」と訴える。高齢者が多く集まる会合や交通安全キャンペーンでチラシを配るなどして返納を呼び掛けている。

 昨年四月から今年三月末までに自主返納したが、マナカチャージ券を受けていない人も対象となる。申請時に名古屋市民で、四九年四月一日までに生まれたことが条件。(問)市運転免許自主返納支援事務局=052(485)5757

 (中山梓)

 

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