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名産地の安城で幸水へ受粉作業

花の一つずつに花粉を付けていく野村さん(左)ら=安城市篠目町で

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 県内屈指のナシの産地として知られる安城市で、サクラに似た白い花に人為的に花粉を付ける授粉作業が進んでいる。安城市篠目町の野村正登さん(33)の農園では十一日も朝から、主力品種「幸水」への作業に追われた。

 野村さんらはふわふわの鳥の羽を使った耳かきのような授粉道具「梵天(ぼんてん)」を使い、別の品種から取りピンクに色付けた花粉を丁寧に雌しべに付けていった。気温が一五度以上であることなどが受粉の条件。市内では開花の早い品種から順に、四日から作業が進んでいる。時間が限られていて人手も必要だが、ここ数日の冷え込みで開花が止まった影響で、作業は順調に進んでいるという。

 JAあいち中央梨生産部会には安城、刈谷両市の九十六軒が所属し、栽培総面積は三十八ヘクタール。幸水や愛甘水(あいかんすい)など六品種を育て、名古屋や岐阜に計百八十トンを出荷する予定。愛甘水は七月二十日ごろから、幸水はお盆前から本格的に収穫が始まる。

 野村さんは「昨年は三回も台風が来て、出荷前のナシが落下するなど被害が大きかった。今年は穏やかな気候が続いてほしい」と話した。

 (四方さつき)

 

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