トップ > 愛知 > 3月19日の記事一覧 > 記事

ここから本文

愛知

知事選投票率、10代が伸び悩み 30・60%で衆院選下回る

写真

 県選管は十八日、二月三日に投開票された知事選で、十代の投票率が30・60%だったと発表した。内訳は十八歳が36・12%、十九歳は25・19%。「十八歳選挙権」が初めて導入された二〇一六年の参院選、翌一七年の衆院選と、回を重ねるごとに低下しており、十代の若者に投票参加の意識が十分に浸透していない状況が浮かんだ。

 県選管は今回の知事選で、会員制交流サイト(SNS)の活用や、大学や高校、予備校、自動車学校といった十代が集まりやすい場所にポスターを張るなどして啓発に努めたが、投票率は伸び悩んだ。

 ただ十八歳の投票率は全体投票率(35・51%)をわずかに上回り、県選管の担当者は「大学受験シーズンだったにもかかわらず、多くの人が投票所に足を運んでくれた」と受け止める。十九歳の投票率が落ち込むのは選挙種別を問わず全国的な傾向で、住民票を残したまま県外に進学した大学生らが投票しなかったことなどが考えられるという。

 市区町村別でみると、十代投票率は幸田町が51・29%と最も高かった。町選管が地元の県立高で三年生向けに選挙期日を知らせるチラシを配布。全三十八市の中では西尾市42・72%、豊田市42・27%などが高かった。豊田市選管は初めての取り組みとして、路線バスを「移動期日前投票所」として市内にある三大学の構内に出張させるなどしていた。

 十代投票率は参院選が53・77%(十八歳58・20%、十九歳49・40%)、衆院選が46・79%(十八歳52・85%、十九歳40・93%)だった。四月に控える統一地方選を見据え、担当者は「各市町村で効果があったとみられた取り組みも参考に、引き続き若年層への投票呼び掛けを強めていく」と話す。

 (安藤孝憲)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索