トップ > 愛知 > 3月16日の記事一覧 > 記事

ここから本文

愛知

新たな観光の顔、出発進行 JRから岡崎市へ譲渡のSL 

観光資源として活用を広げていくSL=岡崎市若松町の南公園で

写真

南公園で販売される予定のガイドブック=岡崎市若松町の南公園で

写真

 岡崎市若松町の南公園に展示保存されてきた蒸気機関車(SL)D51−688号が、JR東海から市に譲渡された。市の所有となったことにより、今後は関連グッズを作って販売することもできるようになり、市は観光の目玉の一つとして積極的に活用していきたい考えだ。

 南公園は遊園地や交通広場、梅林などを有する市内でも有数の広さを持つ都市公園。このSLは交通広場の一角にある。一九四二年に旧国鉄浜松工場で製造された。東海道線や北陸線、中央線など全国を走り、七三年に廃車。市が南公園交通広場の目玉展示としたいと、日本国有鉄道名古屋鉄道管理局(現在のJR東海)に申し出て、同年から無償貸与されてきた。

 譲渡契約は今年二月に結ばれた。貸借契約の状態ではこのSLの関連商品を販売することができないため、新たな市の観光資源として活用を考えた市公園緑地課がJR東海に相談し、譲渡が実現した。

 活用の第一弾として今年四月から毎月一度、SLの整備・清掃活動を続けている「岡崎蒸気機関車保存協力会」製作の「D51−688号蒸気機関車パーフェクトブック」を販売する。協力会の渡会襄一会長(72)は「SLの仕組みや構造をはじめ、ふだんは見られない部品など、SLの魅力が余すところなく伝えられた内容になっている」と自信を見せる。

 ガイドブックは一冊税込み二千円。市公園緑地課によると、缶バッジやパンなどの関連グッズなどの商品開発、販売も予定しているという。(問)協力会=0564(54)2439

 (細谷真里)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索