役目終えた筆に感謝込め 小松天満宮で供養祭

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 10時25分更新)
筆塚に筆を入れる参列者=小松市天神町の小松天満宮で

筆塚に筆を入れる参列者=小松市天神町の小松天満宮で

  • 筆塚に筆を入れる参列者=小松市天神町の小松天満宮で
 使い込んだ筆に感謝する「筆供養祭」が四日、小松市天神町の小松天満宮で営まれた。市内の書道教室「筆正会(ひっせいかい)」の指導者ら約十五人が、書道の上達や学業成就を願った。
 例年は筆正会の生徒らも参加するが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため規模を縮小して開いた。約二百五十本の筆が納められ、神職がおはらいをした後、参列者が一人ずつ石窯ようの筆塚に筆を入れて、書き古した半紙と一緒にたきあげた。
 筆供養は境内に寺子屋があった江戸時代末期から続く。一度途絶えたが、一九六五(昭和四十)年に筆正会の関係者らが夏の恒例行事として復活させた。
 筆正会の都賀田久馬(つがたきゅうま)代表(74)=同市立明寺=は「生徒たちが健康に過ごし、今年も習字の習練に励めたらと願いを込めた」と話した。(井上京佳)

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