浜松クラスター「収束へ」 二、三次感染は広がらず

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 05時03分更新)
 浜松市中区の繁華街にあるラウンジ「ブリリア」とマジックバー「手品家 浜松店」で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)。三日はクラスター関連の感染者はおらず四日も二人にとどまった。市幹部や専門家は「感染は外部に拡大しておらずクラスター関連の感染は収束方向に向かっている」としている。 (渡辺真由子)
 市によると、四日時点で判明しているクラスター関連の感染者百五人のうち一次感染者の同居人や友人などといった二、三次感染者とみられるのは四十四人。客や従業員などの一次感染者の六十一人に比べ大幅に少ない。
 市は当初、クラスター関連の検査対象者を五百人程度と算出。現在の検査状況について市の担当者らは「(検査は)七割以上は終えた」「二次感染者の検査も終盤にさしかかっており現在は三次感染者の検査を中心に実施している」と明かす。
 クラスター対策や感染拡大の防止策について、堀井俊伸浜松医大教授(感染制御学)は「接触した人を特定して隔離することで感染者は減っていく」と指摘。市内のクラスターについても「このまま収まっていく可能性が高い」とした。
 ウイルスの感染力の強さについては「一次感染、二、三次感染の間で変化はない」とした上で「感染対策をしなかった場合、新たなクラスターが生まれる可能性もある。基本的な感染対策を徹底してほしい」と引き続き注意を呼び掛けた。

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