北の小型核に日米韓警戒 平壌近郊に秘密施設か

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 05時01分更新) 会員限定
 【ソウル=相坂穣】国連の北朝鮮制裁委員会専門家パネルが中間報告書で言及した北朝鮮の弾道ミサイル搭載可能な小型核兵器の開発について、韓国国防省の副報道官は四日、「北朝鮮の能力は相当なレベルに達したと評価している」と述べた。米国の研究機関が先月、平壌(ピョンヤン)近郊の元魯里(ウォンロリ)に核兵器関連の秘密施設が設置されている可能性を指摘するなど、日米韓で懸念が強まっている。
 昨年二月の米朝首脳ハノイ会談では、北朝鮮が制裁解除に向けて核開発拠点の寧辺(ニョンビョン)を放棄するカードを示したが、米国は受け入れなかった。米朝非核化交渉が停滞を続けるのは、北朝鮮が寧辺以外の施設や三十〜四十発とされる核弾頭、原料の高濃縮ウランを保有しているとみられるためだ。
 米ミドルベリー国際大学院の研究チームは七月八日、衛星写真の分析を通じて、平壌から約十キロの元魯里の地下施設で、核弾頭が製造されているとの見方を初めて明らかにした。
 韓国の国防省関係者は、「民間の研究成果に言及するのは適切ではない」と元魯里の施設が核関連かどうかの事実確認を避けつつも「米韓が緊密に協力して施設を注視している」と語った。
 韓国の...

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