<球心> 根尾、悔しい初先発

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 09時06分更新) 会員限定
DeNA―中日 5回表2死二塁、遊ゴロに倒れる根尾

DeNA―中日 5回表2死二塁、遊ゴロに倒れる根尾

  • DeNA―中日 5回表2死二塁、遊ゴロに倒れる根尾
 初めて1軍の先発メンバーに名を連ねた記念すべき日。もっとも根尾に感慨に浸る余裕はない。1点を追う五回2死二塁、プロ初安打と初打点を期待されて向かった第3打席。外角高めの直球に反応したが、打球は遊撃手の正面へ。表情を隠すようにうつむいたまま引き揚げ「安打を打ちたかった」とつぶやいた。
 1死後に福田の中前打と福谷の犠打でつくった好機。ここでDeNA先発井納は、直球主体だったそれまでの2打席と攻め方を変えてきた。フォークボールを捉えきれず、2球で簡単に追い込まれる。変化球の残像を打ち消せなかったか、1ボール後に直球を打ち損じた。
 与田監督は「長打力もあるし、いろんなチャンスが回ってくればいい」と、今季初めて1軍に合流した若手を「1番・右翼」に抜てきした理由を明かす。ただ2年前の夏、甲子園を沸かせた高校野球のスターといえども、この日連続無得点が19イニングまで延びたチームを救う役割は、荷が重かった。
 根尾に過度な期待をかけずとも、井納を攻略するチャンスは他にもあった。二回、快音を響かせた先頭高橋を、A・マルティネスの進塁打と京田の右前打で三塁に進めた場面もそう。左太もも裏痛から復帰して日が浅...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

スポーツの最新ニュース

記事一覧