故中村哲さんのアフガンでの姿紹介 名古屋・栄で追悼写真展

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 05時00分更新) 会員限定
昨年亡くなった中村哲さんの活動を紹介する写真が展示された会場=名古屋市中区の市民ギャラリー栄で

昨年亡くなった中村哲さんの活動を紹介する写真が展示された会場=名古屋市中区の市民ギャラリー栄で

  • 昨年亡くなった中村哲さんの活動を紹介する写真が展示された会場=名古屋市中区の市民ギャラリー栄で
 アフガニスタンで非政府組織(NGO)「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表、中村哲医師=当時(73)=が凶弾に倒れてから八カ月となった四日、追悼の写真展が名古屋市中区栄四の市民ギャラリー栄(中区役所七階)で始まった。九日までで、入場無料。 (小松原康平)
 展示されたのは、中村さんが一九八四年にパキスタン・ペシャワルの病院で医療活動を始めてから、アフガニスタン東部で井戸を掘ったり用水路を造ったりして亡くなる二〇一九年十二月までの足跡を振り返る写真約六十点。
 気候変動による干ばつは、人口の八割以上が農民というアフガニスタンには死活問題だった。干上がってひび割れた農地、地面にたまった泥水を飲み水代わりにうつぶせですする子ども、「百の診療所より一本の用水路を」と自ら重機を操る中村さんの姿などを撮った写真が並ぶ。
 現地のかんがい面積は一九年現在、一万六千五百ヘクタールで名古屋市域の半分強という。訪れた南区道徳新町の石場清子さん(69)は「この先生(中村医師)のおかげで水不足で苦しんでいた人々が助かったんだよ」と、孫で小学校三年の大野実花さん(8つ)に説明していた。
 同じ会場でこの日始まった「第...

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