大正期の空間で台湾料理いかが 金沢・尾張町 あすオープン

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 09時58分更新)
歴史ある町家の風情を残した「四知堂 kanazawa」の外観=金沢市尾張町で

歴史ある町家の風情を残した「四知堂 kanazawa」の外観=金沢市尾張町で

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老舗町家を改装

 金沢市尾張町の老舗塗料店「森忠(もりちゅう)商店」の旧店舗だった町家を生かし、台湾料理店「四知堂(スーチータン) kanazawa」が六日、オープンする。大正期の趣をとどめた空間で、石川県産の食材などを使った台湾のソウルフードを味わえる。
 店のオーナーは金沢市内でアンティークショップやギャラリーを営む塚本美樹(よしき)さん(44)。「四知堂」オーナー・陳超文さんが金沢好きで、塚本さんの店にしばしば訪れていた縁で出店が実現した。四知堂は台北市に二店舗あり、国外進出は初めて。
 旧店舗は一九二三(大正十二)年に建てられた。森忠商店は長く事務所として使ってきたが、有効活用してくれる借り手を探していたところだった。
 当面は朝食とランチ営業とし、台湾の屋台でおなじみの料理を提供。能登豚の角煮をはさんだバーガーや塚本さんが県内で育てた米を使った丼もある。「森忠商店の歴史を引き継ぎたい」(塚本さん)と、店内には大正−昭和期に商店が手掛けた食料油のラベルや昔の店の写真も並べた。
 今秋に夜営業も含めた全面オープンを目指す。塚本さんは「気軽に台湾の料理を食べに来られる店として、地域に溶け込みたい」と意気込んだ。営業時間は午前八時〜午後四時。水曜定休。(高本容平)

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