世界平和へ祈り33周年 延暦寺で集い

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 05時00分更新) 会員限定
平和への祈りとともに打ち鳴らされた世界平和の鐘=大津市の比叡山で

平和への祈りとともに打ち鳴らされた世界平和の鐘=大津市の比叡山で

  • 平和への祈りとともに打ち鳴らされた世界平和の鐘=大津市の比叡山で
  • 法要を終え、平和祈願文を読み上げる森川座主(中央)=大津市の比叡山で
 人間同士の融和、宗教間の対話と協力を目指し、一九八七年に開かれた「比叡山宗教サミット」の理念を受け継ぎ、今年で三十三周年を迎える「世界平和祈りの集い」が四日、大津市の比叡山延暦寺で営まれた。
 例年は海外からも多くの宗教者が訪れるが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、今年は規模を縮小。青少年や海外からの出席はなく、天台宗や比叡山の役職者ら約百人のみで、しめやかに式典を行った。
 式典では、法要の大導師を務めた森川宏映天台座主(94)が「人びとが不安にさいなまれているときにこそ、私ども宗教者は対話による相互理解を深め、ともに祈り、世界平和を希求し続けなくてはなりません」と平和祈願文を読み上げ、「皆さま方とともに一日も早い恒久平和の実現を心より祈念し、その使命を全うする」と宣誓した。
 集いに際しては、出席がかなわなかったローマ教皇庁や、世界仏教徒連盟からのメッセージが紹介された。教皇庁からは「感染症がもたらす困難に関して、無関心や自己中心であってはいけない。特に、最も弱い立場にある人びとに計り知れない苦しみを与えていることを忘れてはいけない」という、フランシスコ教皇の言葉が寄せられた。
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