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藤井棋聖vs木村王位初日の対局終了 木村王位46手目を封じ手に 王位戦七番勝負第3局

2020年8月4日 19時43分

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第61期王位戦7番勝負の第3局、藤井聡太棋聖(手前左)と木村一基王位(同右)

第61期王位戦7番勝負の第3局、藤井聡太棋聖(手前左)と木村一基王位(同右)

 将棋の最年少タイトルホルダー・藤井聡太棋聖(18)が、最年長タイトル獲得記録を持つ木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦(中日新聞、東京新聞など主催)七番勝負第3局は4日、神戸市北区の有馬温泉「中の坊瑞苑」で初日の対局を終えた。午後6時に指し掛けとなると、手番の木村王位が46手目を封じて初日は終了した。
 封じ手は第2局に続いて3通作成された。通常は2通だが、1通をチャリティー販売用とする木村王位の提案によるものだ。2日目の5日は午前9時に再開し、勝敗は夜までに決まる見通し。
 戦型はシリーズ初の矢倉戦。先手・藤井棋聖がバランスを重視した土居矢倉から雀刺しの構えを見せると、木村王位は受け師の本領を発揮すべく迎撃態勢を築いていく展開となった。初日の消費時間は木村王位3時間34分、藤井棋聖4時間12分だった。
 将棋史に刻まれる「最年長VS最年少シリーズ」は、若き天才が2連勝スタート。本局に勝利すると「最年少二冠」と「最年少八段」に一挙に王手がかかる。これまでの最年少二冠記録は羽生善治九段(49)が1992年9月、連続2期保持中の棋王に加え、初王座を奪取した時の21歳11カ月。最年少八段記録は加藤一二三九段(80)の18歳3カ月で、これは1958年4月、順位戦A級に昇った時のものだった。
 藤井棋聖としては第2局の大逆転勝利の勢いのまま一気呵成(かせい)にいきたいところだが、相手は「百折不撓(ふとう)」をモットーとする希代の勝負師。前期も2連敗から初王位に就いた木村王位だけに、後手番のここでブレーク(タイトル戦の後手番で勝つこと)すれば、反撃ののろしとなる。シリーズ行方を大きく左右する第3局2日目は、大熱戦が期待される。

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