旧幼稚園使い地域福祉を開始 入善の若手5人 合同会社

2020年8月4日 05時00分 (8月4日 10時11分更新)
遊具の点検をする左から山下志吾さん、柳沢俊哉さん、中瀬淳哉さん、松岡直樹さん=入善町上野で

遊具の点検をする左から山下志吾さん、柳沢俊哉さん、中瀬淳哉さん、松岡直樹さん=入善町上野で

  • 遊具の点検をする左から山下志吾さん、柳沢俊哉さん、中瀬淳哉さん、松岡直樹さん=入善町上野で
 入善町の若手事業経営者ら五人が設立した合同会社「ファインプレイス」が三日、三月末に閉園した富山育英学園入善幼稚園(上野)の園舎、敷地を使った地域福祉活動を開始した。同町のNPO法人「工房あおの丘」が障害児らを預かるデイサービス事業に園舎の一部を貸す業務などを進めていく。
 ファインプレイスは、建設会社を経営する松岡直樹さん(48)が代表社員を務め、工房あおの丘代表の西島亜希さんと、スタッフで社会福祉士の山下志吾(しんご)さん(47)、電気工事業を営む中瀬淳哉さん(42)、土地家屋調査士の柳沢俊哉さん(36)が業務執行社員に名を連ねる。
 入善幼稚園の閉園を知った五人が二月ごろから、有効活用の方法を話し合い、五月に会社を設立した。会社名は三月まで通っていた園児のエネルギーを地域福祉にいかす「元気な場所」の意味という。六月末に鉄筋造り二階建ての園舎、敷地を購入し、開業の準備を整えた。
 同日午後から園舎一階に障害児を受け入れるのを前に午前中、松岡さんと、西島さんを除く業務執行社員が集まり、施設内を点検した。
 ファインプレイス事務所長を務める山下さんは「園舎は一九八四年築で耐震基準を満たしている。子どもたちが遊べる遊戯室があるのもデイサービスに適している」と話した。同園卒の柳沢さんは遊戯室の小さなトランポリンを「私がいたころからあった」と懐かしそうに見やった。
 同社は園舎二階部分でグループホーム運営を検討している。将来は町内の空き家を活用した事業も考えていきたいという。 (松本芳孝)

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