映画館、20分で空気入れ替わる 実証実験結果を発表

2020年8月3日 05時00分 (8月3日 11時41分更新) 会員限定
記者会見で披露された映画館での換気実証実験の動画=名古屋市東区のウィルあいちで

記者会見で披露された映画館での換気実証実験の動画=名古屋市東区のウィルあいちで

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 映画館の換気機能を確認する実証実験の結果発表が七月二十九日、名古屋市東区のウィルあいちであった。新型コロナウイルスの感染を恐れて映画館を敬遠する人が多い中、二十分で空気が入れ替わり、館内が「密閉」空間にならないことが示された。
 実験は、県内の映画館などでつくる生活衛生同業組合県興行協会が企画。六月下旬に豊山町のミッドランドシネマ名古屋空港で実施した。天井から入った空気がスクリーン下部から排出される仕組みの劇場内にスモークを充満させると、二十分後には空気が全て入れ替わり、先を見通せるようになった。
 この日は、実験の様子を収録した二分半の動画が流された。実験に立ち会った愛知医科大の三鴨広繁教授は「三密(密閉、密集、密接)がそろうと感染リスクが高まるが、密閉については回避できる。新型コロナ対策としてはかなり有効」と現行の換気機能を評価した。
 同協会によると、映画館などの換気設備は法律や県の条例などで基準が決められており、他の施設でも同様に換気している。(戸川祐馬)

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