愛知県が時短・休業要請決定 緊急宣言、知事「慎重に」

2020年8月3日 05時00分 (8月3日 05時02分更新) 会員限定
 愛知県は二日、新型コロナウイルス感染症の対策本部会議を開き、名古屋市中区の錦三(きんさん)(錦(にしき)三丁目)、栄地区で接待を伴う飲食店などに五日から営業時間短縮や休業を要請すると決定した。大村秀章知事は会議後の会見で、県独自の緊急事態宣言について「状況を注視しながら適切に対応したい」と慎重な姿勢を示した。
 「明らかに市中感染が広がっている。緊急事態宣言のタイミングを見誤らないように現場を見てご判断を」。県医師会の柵木(ませき)充明会長が会議で強く訴えた。七月には五人だった重症者が、二週間〜一カ月後には五十人を超えるとの試算を伝え「愛知県は集中治療室(ICU)が少ないが、すぐに整備できない」と危機感をあらわにした。
 緊急事態宣言に関し、県の関係者は「休校や県民全体の外出自粛要請を伴う。慎重にならざるを得ない」と明かす。感染者は急増しているが、社会・経済活動への影響が宣言発出のハードルとなっている。
 営業時間短縮と休業を要請する期間は五〜二十四日。協力金として一日一万円を支給する。総額は数億円と見込んでいる。

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