朝乃山、次への白星 V逸悔しさ胸に「自分の相撲を」

2020年8月3日 05時00分 (8月3日 05時01分更新) 会員限定
朝乃山(左)が正代を攻める

朝乃山(左)が正代を攻める

  • 朝乃山(左)が正代を攻める
 朝乃山が最後に意地を見せた。目の前で照ノ富士が優勝を決めた直後、関脇正代に勝利。「すごく悔しかったが、もう一番あったので集中して取ることができた」。気持ちを切り替え、新大関の場所を白星で締めくくった。
 前日に照ノ富士を倒した難敵を、得意の右四つで組み止めた。左上手は取れなかったが、胸を合わせて攻め、最後は押し出し。大きく息を吐き、ほっとした表情を浮かべた。
 今場所は他の横綱、大関が相次いで休場。「大関の務めや責任感を考えすぎた」と反省する。順調に白星を伸ばしたが、13、14日目と勝負どころで連敗。「振り返りたくない」という2日間を経て「最後は大関らしい相撲と、自分の相撲を取ることだけを考えた」と前向きに千秋楽を迎えた。
 今場所の結果を「優勝したかったが、そんなに甘くない」と受け止める。悔しさを糧に、大関として2度目の場所に備える。 (吉岡雅幸)

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