石川高専6人 最優秀賞 河北潟のメタン 活用モデル

2020年8月3日 05時00分 (8月3日 11時00分更新)
環境安全やリスクに関する自主研究活動で最優秀賞に輝いた石川高専の学生たち=津幡町の石川高専で

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環境安全研究 NPO審査 発電収入 維持管理に


 全国の高校生らが身の回りの環境安全やリスクに関して自主研究する活動を支援、審査するNPO法人の二〇一九年度の事業で、石川工業高等専門学校(津幡町)の学生六人が最優秀賞に輝いた。河北潟干拓地から発生するメタンの量を調べ、その削減方法を検討した。(島崎勝弘)
 六人はいずれも環境都市工学科の深見こころさん(三年)と吉田千倖(ちゆき)さん(同)、酒井姫和(ひめわ)さん(一年)、高口倭子(わこ)さん(同)、御手洗友哉さん(同)、萬沢芽生(かずさわめい)さん(同)。
 この事業はNPO法人研究実験施設・環境安全教育研究会(千葉県)が主催。化学物質や生物・バイオ、環境などをテーマに高校生らが三人以上のチームで主体的に研究し、発表する。
 七回目の一九年度は全国から十三校が参加。三月に東京大で予定していた発表会が新型コロナウイルスの影響で中止になり、審査員らが活動報告書を基に評価した。
 石川高専の六人は「河北潟干拓地のバイオマス賦存量」と題し、雑草別のメタン生成量などを実験。発生するメタンで発電し、その収入を干拓地の維持管理に充てるモデルを示した。
 最優秀賞に、チームリーダーの深見さんは「すごくうれしい」と喜ぶ。吉田さんも「正直、自信はなかった」と振り返った。
 指導した同科の高野典礼(もりひろ)准教授は「研究は授業や部活の合間。時間がない中で本当によく頑張った。努力が良い形になった」と学生たちをたたえる。石川高専のチームが参加したのは五回目。一八年度は優秀賞だった。一般教育科(化学)の畔田(くろだ)博文教授は「着実にアップしている」と喜んでいた。

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